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肩の痛みテスト6選

 

以前の記事でインピンジメント症候群についてお伝えしまいたが、

他にも肩まわりの損傷で痛みや筋力低下が現れる腱板損傷もお伝えします!

 

腱板損傷を放置すると、痛みの増幅や腱板断裂の発症リスクをともなうため、早期治療が大切です。

 

肩の痛みが出たら、下記のテストをしてみてください。

痛みが出現したり、やり方がわからなかったら病院、または当院にいらしてください。

 

 

①ペインフルアークサイン

患者さんの力により外転方向に挙上する。 棘上筋が損傷していれば

60°〜120°の間で疼痛を感じ、それ以外の角度では疼痛を感じない。

棘上筋腱炎、またはインピンジメント症候群の疑いがあります。

腱板損傷を放置すると可動域制限が残ったり、無理に肩を動かせば

症状が悪化するリスクがありますので早期治療をした方がいいです。

 

②棘上筋テスト

棘上筋は腕を外転(横から上に挙げる動作)する筋肉です。

腱板の中で最も損傷が多いのが棘上筋 であり、

棘上筋が断裂すると外転筋力が20〜30%低下するといわれています。

1,フルカンテスト

肩関節外転30°で外旋位(親指を上に向ける)にし、

腕を上げてもらう力に対して検者は抵抗を加えて痛みが出るかみる

2,エンプティカンテスト

肩関節外転30°で内旋位(親指を下に向ける)にし、

腕を上げてもらう力に対して検者は抵抗を加えて痛みが出るかみる

 

③棘下筋テスト

棘下筋は肩関節の外旋(腕を外にひねる動作)をする筋肉です。

腕を下に下ろした状態から肘を90°に曲げます

肘から先を外側に開いていき左右で差がみられれば陽性

小円筋を損傷している疑いもあります

 

 

④肩甲下筋テスト

肩甲下筋は肩関節の内旋(腕を内にひねる動作)をする筋肉です。

リフトオフテスト:背中に手を回しその手を背中から離して保持できるかチェックする

 

⑤ドロップアームサイン

検査する人が外転90°まで持ち上げ、支持している手を離す。

患者さんが腕を支えられなかったり、わずかな抵抗で腕を下ろした場合は陽性。

 

※棘上筋が単独で損傷している時に肩甲下筋テストで陽性となる場合や、

逆に肩甲下筋が損傷している時に棘上筋テストが陽性になる場合があります。

腱板損傷の有無はその他のテストも併用してチェックしましょう。

 

⑥インピンジメントサイン

1,ニアテスト

検者は患側の肩甲骨を押し下げ、もう片方の手で外転させていく。

これは上腕骨を肩峰下面に押し当てるテストであり、外転90°を過ぎたあたりで疼痛がみられれば陽性。

2,ホウキンステスト

検者は屈曲(前方に腕を上げる動作)90°まで腕を上げ、内旋を加える。
これは上腕骨の大結節を烏口肩甲靭帯の下面に押し当てるテスト法であり、疼痛がみられれば陽性。

 

※なかなか痛みが取れなかったり、良くならない場合は

セカンドオピニオンやレントゲン、MRIを撮ったりしてみてください。

骨棘(骨がトゲのように変形)ができてたり、筋肉にカルシウムが沈着したりすることもあります。

 

肩の痛みテスト6選

 

日頃の生活を意識して体質を変える習慣を身に付けましょう

 


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